記事未満、SNS以上のちょっとした発見を伝えるコーナー。今回は7本です。 ・圏央道・狭山パーキングエリア、トイレの鍵が賢い ・景観に配慮した看板が色褪せて見える ・長いサボテンを見ました ・造立五ヶ月目の五重塔 ・誰が見ても空き地 ・哲学的なガスタンク
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:熊本で町全体をバイキング会場とする パンでごはんを食べる いろいろな食べ物がある時代である。え!これとこれと一緒に食べるんですか?みたいなやつもたくさんあるだろう。 うどん屋に行って、ごはんがいっしょについてきたとき、うどんをおかずにごはんを食べることもあった。冷たいそばにライスがついてきたときもあった。人は炭水化物で炭水化物を食べる生き物なのだ。 最初は焼いてないパンと一緒に食べてみよう。 パン定食。 パンを食べて、 ごはんを食べる。 あれだな。パンとごはんの味がする。 焼いてないパンはおかずにならない。ごはんが進むという感じがせず「いま、お腹いっぱいを目指してパンとごはんを食べている」という気持ちになる。
1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:「私はロボットではありません」をチェックするロボットを作る > 個人サイト むだな ものを つくる ヘアアレンジ初心者から脱却したい 妻の始業時間が早すぎるのと、僕の始業時間が遅すぎるので、子どもの朝の支度は僕の担当になっている。 朝ご飯を作って食べさせて、ハミガキをして、着替えさせて、幼稚園まで送る。 朝の時間は戦争だ。 その一連の流れの中で「髪の毛を結ぶ」という工程がある。 自分の髪も他人の髪も結んだことはない。これまでの人生で経験がない作業だ。 ということで一番簡単であろう二つ結びをやることにした。1歳のときのむすめ、かわいいな!(心の声) 髪を二つに分けてゴムで結べばいい。これならさすがに業界未経験でも安心だ。 前
東京都最西端のバス停から東京23区最東端のバス停まで バスだけを乗り継いで行くとどれぐらいかかるのか? 東西に長い形の東京都。その東京都のいちばん西から東まで「バスだけ」で横断すると、どれぐらいの時間がかかるのか。というか、そもそもそんなことはできるのか。 実際に行って乗り継ぎしてみた。 東京の最西端と最東端にあるバス停とは? 東京都内のバス停の東西それぞれ端っこにあるバス停はどこなのか。実はこれがちょっと面倒くさいというか、ややこしい。 東京バス協会が発行する『東京都内乗合バス・ルートあんない』という都内を走るバスとバス路線が網羅された書籍がある。これによると、東京都最西端のバス停は、奥多摩町の留浦(とずら)というバス停だ。 路線図上の留浦。『東京都内乗合バスルートあんない』JTBパブリッシングより そして、最東端のバス停を調べると、江戸川区にある京成バスの「江戸川スポーツランド」という
馬雑誌発見 本屋さんに行くと、女の子向けの馬雑誌が何種類も売っていた。 最初見たときはファンシーな競馬雑誌だと思った 馬シール、馬消しゴムなど、付録も全部馬!馬への愛が雑誌全体から溢れている どんな内容なのか気になるので、1冊買ってみることにした。値段は4.99ユーロ。日本円で750円ぐらいだ。高っ!!タウンワークぐらいの薄さなのにまぁまぁの値段である。 読んでみよう こちらの1冊を購入。表紙は白馬!アイドル的存在なのだろうか 付録ももちろん馬。夕日をバックに海辺を駆けている 形はPSPのゲーム機っぽいが、水圧で遊ぶわなげの古典的なおもちゃである。懐かしい〜!ドイツの子どもも、このおもちゃで遊ぶんだな〜。 当たり前だがドイツ語で書かれているので全く読めない。今回は、旅行先でも大活躍したGoogleレンズで、ふわっと何となく読んでいこうと思う。 いきなり馬のニュースから始まる。少女が興味ある
神職の装束のひとつに「狩衣(かりぎぬ)」というものがある。 上の画像にも載せてあるが、いかにも高貴なあの衣装のことである。神社にあまり縁のない方でもテレビなどで一度は目にしたことがあるのではないだろうか。 実はこの狩衣、着るのがすごく簡単なのだ。慣れると1分もかからずに着られるほどに。 今日はそんな狩衣の着用法の話をしたい。典雅な記事になりそうだぜ。
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:走るアクリルフィギュア! プルバックで動くおもちゃを作る > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 携帯ゲーム機に惹かれる こういうゲーム機はいつまでも眺めていられる 最近だと、「ちいかわ」のゲーム機(写真の一番左)が出ると聞いて、脊髄反射的に予約して手に入れた。形とか液晶とかボタンとか、すべての要素が愛おしい。小さいサイズに、アイデアや意匠がギュッと詰まった感じが好きなんだと思う。 なかでも特にハマったのが「Playdate」というゲーム機。本体右側にクランク(ぐるぐる回せる)が付いているのが特徴 なかなか発売されず、発売されてからも品薄で、注文してから届くまでに2年待った
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:奇妙な生き物みたいになるハンドスピナー
ちょっと前に流行していた、TATUNG社の「大同電鍋」。 正式名称は「大同電気釜」で、お米を炊くのはもちろん、煮る、蒸すなど、シンプルながら多様な調理ができる。台湾では一家に一台どころか、販売台数から計算すると「一家に1.7台くらいある」ことになるそうだ(売れすぎ)。 そんな電鍋が、遅ればせながら我が家にもやってきた。 もはや筆者が紹介するまでもなく有名な、大同電鍋。 6合炊きサイズのホワイトを買った。専用のステンレスセイロ、フッ素加工内鍋も揃えて、合計29,600円。 筆者の家には炊飯器がないため、新しくお米を炊く機械を買ったと思えば、そう高い金額ではない。 ちなみに今までは鍋でお米を炊いていた。お焦げができて美味しいのだが、吹きこぼれると掃除が面倒な上、鍋の側に待機してたまに温度調節をしなければならず、しょっちゅう炊くとなると手間だった。 それが電鍋にかかればこの通り。「お米と水を入れ
東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:高価格帯ドトール、ドトール珈琲店で高級版のジャーマンドッグとミルクレープを > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes かっこいい冷凍食品がうなる「ピカール」とはこちら(武蔵小山店)。フランスから船便で輸入、販売しているんだそう。お値段は普通の冷凍食品に比べるとお高めであります。たまの良い日に行くやつ 何と何の何 「なにもかもわからないもの」、たとえばそれは、「ラングスティーヌとサンジャックのサバイヨンソース和えソーテルヌワイン風味」だ。 ちなみに店頭ではそれが何かわかりやすい解説が添えてあるのだが、あえて今回はわからないままに購入している。 こちら。ちなみにお
大阪生まれの大学院生。工作や漢字が好きです。ほら貝も吹けます。先日、教授から「あなたは何を目指しているのか分からん」と言われました。 前の記事:台湾の不動産ポスターは仲介業者の自信がみなぎる > 個人サイト 唐沢ジャンボリー 最初そうめんだと思った 3年ほど前、 中国の友達が「自分は刀功(タオコン)がない」と嘆いていました。 「刀功」という字だけ見るとチャンバラのうまさのこと?と勘違いしてしまいそうですが、意味は「包丁さばきの技術」だそう。 彼女が「そういえば、中国にはすごい刀功がある人だけが作れる料理があるよ」と教えてくれたのが、 百度百科「文思豆腐」文思豆腐_百度百科 (baidu.com)から引用 この「文思豆腐」でした。 私は最初「ん?そうめん?」と思ってしまいましたが、これはなんと豆腐を糸のように千切りしているのです。 YouTubeでプロの技を見ることができます。 凄腕料理人の
決まらないメニュー、過ぎ行く時間 値段を気にせずロイヤルホストで注文する。あなたは人生でこんな経験をしたことがあるだろうか。 もし誰かに「今日はおごるから好きなの食べなよ」と言われたとして、その人とどんな関係性であったとしても、絶対気を使うに決まっている。それがロイヤルホストという店だ。 もちろん残すのはマナー違反。シェアも邪道。無理をしない範囲で、自分を最大限に甘やかしてみたいと思う。 なんでもいいから読書感想文を書けと言われたら、今ならロイヤルホストのメニューで書きます。 この企画が決まってすぐに、かっこいい注文のために予習をしておこうと、ロイヤルホストのサイトでメニュー(こちら)を確認したのだが、これは時間制限がない状態で読み始めると楽しすぎて他に何もできなくなると悟って、すぐに閉じた。確定申告が間に合わなくなるやつだ。 そして今日、目の前にあるメニューをざっと眺めてパパパっと気分で
東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。 好きなものは犬と酸っぱいもの全般。そこらへんの人にすぐに話しかけてしまう癖がある。上野・浅草が庭。(動画インタビュー) 前の記事:1泊2日の人間ドックで贅沢しすぎてゴメンなさい > 個人サイト twitter FRESCOウォッチャーに聞く 京都住まいのmorichinさんに話をきいた。 元々福井県出身のmorichinさん。大学時代は京都に住み、その後東京で働いていたものの京都が恋しくなり現在また京都に住んでいる。 FRESCOには大学時代にもたくさんお世話になっていたというが、時を経て気になっていることがあるそうだ。 それが今回紹介する「FRESCOの浸食っぷり」である。 FRESCOの浸食をひそかに楽しんでいるmorichinさん。一緒にいくつかまわってもらうことに。 FRESCOとはどんなスーパー? 私も京都
今、文房具界隈でかなり話題になっている中学生がいる。 彼はなんと自宅にある旋盤(切削加工のための工作機械)で木軸のペンを削り出し、それを彼個人のブランドとして通販しているのだ。しかも売りに出すたびに即完売。 伝説の職人かな?と思うぐらいの凄腕なのである。 そんなすごい人には話を聞きに行かねば!ということで、木軸職人中学生ことDRAGONWOOD(ドラゴンウッド)くんのいる京都までお邪魔してきた。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:ジャガイモの自家製フリーズドライ「チューニョ」が食べてみたい > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k まずは木軸ペンの美しさをまず語り
東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:鯉をありがとう ~佐久鯉の甘露煮をまるまる1本いただく > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes ねえ、これ、なんだと思う? 冒頭で述べたタイプのパッケージのヨーグルトを購入した私は、そのまま、デイリーポータルZ編集部へ向かった。 編集部員の安藤さんが仕事をしている。遠くから、呼んでみよう。 安藤さん、安藤さん、これ、なんだと思う。 安藤さんは、「?」という様子。 「え、シャンプーですか。詰め替えるやつ」 よく見てください。これ、これだよ。 「なんなんですか、おしゃれなパッケージだし、洗剤じゃないんでしょう? リンスですか」 せめてコンディショナーと言ってほし
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:マジャク(アナジャコ)釣り大会にいってきた(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 2017年のタケノコメンマ 2017年の記事を振り返ってみると、普通に食べるには大きすぎるけど、まだタケノコと呼べるサイズを材料にしている。 もう6年前なのか。 出来上がったメンマも、やっぱりタケノコっぽい形をしていた。 これはこれですごくうまいのだが、このタケノコだとメンマとしては節と節が近すぎるという課題がある。 おいしいんだけどね。 メンマというのは短冊形で、節と節の間のまっすぐな部分(略して節間)だけであって欲しいという欲望がある。ぺらっとした四角形であってくれ。 私がなにを言っているのか、なににこだわっているのかわか
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