安倍総理大臣は参議院本会議で、先の所信表明演説で自衛隊員らをたたえて拍手をしたことに関連し、「軍隊優先という考えが潜んでいるからではないか」と指摘されたのに対して、厳しい任務を全うする自衛隊員らへの心から敬意を表そうとしたものだと反論し、指摘は当たらないという認識を示しました。 これに対し、安倍総理大臣は「事柄の性格上、はじめに期限ありきではなく、有識者会議で国民の中にあるさまざまな意見を幅広く聴取のうえ、提言を取りまとめていただく。議論を経て一定の方向性が示されれば、それを踏まえ政府としてしっかり対応していく。有識者会議で静かに議論を進め、一定の段階で与野党も交えた議論を行うことも考えていく」と述べました。 日本維新の会の片山共同代表は、天皇陛下が「生前退位」の意向がにじむお気持ちを表明されたことを受けて、「生前退位に賛成する国民の声は9割前後となり、陛下のご意向にできるだけ沿うべきだ。
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