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最近、C++でdiffを書いているせいか、バージョン管理システムで使われているdiffのパフォーマンスが気になったので、調べてみた。バージョン管理システムにおいてdiffはかなり重要である。というのも、diffもしくはそれに相当する処理は単に差分を表示する際だけでなく、updateやmerge時の差分適用など、至るところで行われるので、diffが遅いとバージョン管理システムにおけるありとあらゆる動作が遅くなってしまうからだ。 測定に使用したバージョン管理システム 測定に使用したバージョン管理システムは以下の通り。 Subversion-1.5.2 Monotone-0.41 Git-1.6.0.1 Mercurial-1.0.2 ちなみに上記のソフトを選択した理由は単に自分が普段から検証も含めて使用しているというだけです。 準備 まず、以下のような2種類のファイルの組合せを用意する。 Ty
24日(米国時間)、Mercurialの最新版となるMercurial 1.0が公開された。待望の1.0登場だ。次期バージョン管理システムを模索している場合、まず検討対象に加えておきたいプロダクトだ。 ソースコードの集約やバージョン管理を実施するためのシステムとしては、典型的にはCVSが有名。現在でも多くのプロジェクトでCVSが採用されている。しかしながらCVSは既存のバージョン管理システムを拡張してきたシステムであり、UNIXの仕組みに依存していることや名前の変更が面倒などいくつかの点で操作に不便な点があった。同点を解消する目的でいくつものバージョン管理システムが開発されたわけだが、そのうちのひとつがMercurialというわけだ。 バージョン管理システムの代替としてはFLOSSならSubversionやGitが有名だ。すでに多くのプロジェクトでSubversionやGitが採用されてい
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