様々な分野で深層学習を活用したビジネスが立ち上がってきた。しかし、東京大学大学院の松尾豊特任准教授は、「世界で勝てる感じはしない」と危機感を持つ。楽天の森正弥執行役員も「40歳ぐらいから下の若い研究者・技術者は、深層学習をコア技術と見ているのに、それより上の人たちは深層学習をツールだと見るにとどまり、メーンストリームと捉えていないことは問題になり得る」と語る。深層学習の活用で成功するにはどうすべきなのか。 ※「特集(3)実用化間近、深層学習を活用した医療画像診断支援」の続きです。 国内における深層学習ビジネスは、このほかにもたくさんある。例えば、ファナックや安川電機などは深層学習や深層強化学習などを活用して、バラ積みロボットや組み立てロボットの開発に取り組んでいる。 この1~2年で、様々な深層学習ビジネスが次々と立ち上がっていくとみられている。 そんな中、深層学習のインパクトと早期の実用化
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