原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」は描写が過激だから撤去せよ! とたった1人の陳情者によって、 松江市教育委員会は全市立小中学校に閉架制限を要請していたが、 この件をメディアに取り上げられたばっかりに、 「閉架とは何事か!」と逆苦情が殺到し、 今度は閲覧制限撤回を検討しているという。 はだしのゲンの表現を子供に見せてもよいか否かとか、 教育委員会のふざけた対応は何事か!という前に、 実社会では似たようなことがあふれている。 じゃあそんな場面に遭遇した時、自分が担当者だったとして、 確固たる対応をできるのだろうか? 例えば企業の製品やサービス、対応について、客からクレームがきた。 この製品は不快だから店に置くべきじゃないみたいな、 到底受け入れがたいクレームだったとする。 はじめは断ったものの、何度も何度も執拗に電話がかかってきて、 えんえん文句を言う。 うるさいから早く切り上げようと