ソニーの音楽CDに「トロイの木馬」――真の問題点は何か 2005年11月 4日 コメント: トラックバック (0) ワイアード・ニュース・レポート 2005年11月04日 米ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント社がリリースしたCDの一部に、特別なコピー保護ソフトウェアが搭載されていることがこのほど明らかになり、同社はさまざまな批判の声に直面している。このソフトは、自分の正体を隠すハッカーの高度な手法を応用し、その存在をユーザーの目から隠す。だが、われわれから見ると、ソニーBMG社はこの件を軽くやり過ごそうとしているように思われる。 この騒動が始まったきっかけは、ウィンドウズ向けツールや技術情報を紹介するサイト『シスインターナルズ』を運営するコンピューターセキュリティーの専門家、マーク・ルシノビッチ氏が、自分のウィンドウズ搭載パソコンに「ルートキット」と呼ばれるウイルスの存在を発見し
日本のCCCDの大半で採用されているCDS。本来はアのように、パソコン用CDドライブで読み取り・再生を防ぐ一方、音楽用CDプレーヤーでは再生できるはずだったが、実際はイのように、例外が続出した。(クリックで拡大) パート1 音楽産業・文化編 音楽文化を傷つけた後ろ向きの2年半 CCCDが登場して約2年半、その間に日本の音楽業界と音楽ファンの間には埋めがたい溝が生まれた。 CCCDは、あらゆる点で問題だらけだった。一番の問題は、「再生保証プレーヤー」がなかったことだろう。本来パソコンでのコピーを防止するために開発された技術だったはずなのに、ミニコンポやカーステレオなど通常のオーディオ機器で正常に再生できないケースがたくさんあった(図1)。さらに悪質なのは、通常のオーディオ機器で再生できなくても、一切返品を認めなかった点だ。このため、買う段階でリスナーに「再生できるかどうかわからない」というギ
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