携帯電話大手3社の2011年3月期第1四半期(4〜6月)決算の結果が出揃った。各社の業績や今後の取り組みについて見ていこう。 営業利益でソフトバンクが大躍進 まず、連結での売上高(営業収益)はNTTドコモが前年同期比0.4%増の1兆892億円、KDDIが同1.4%増の8660億円、ソフトバンクが同5.2%増の7008億円となった。トップのNTTドコモにKDDI、ソフトバンクが続くが、前年と比べるとソフトバンクの増収幅が他社に比べて大きい。 営業利益についてもNTTドコモが2405億円でトップだが、それに次いだのはソフトバンク(1566億円)で、初めてKDDI(1292億円)を抜いた。また、NTTドコモが前年同期比4.5%減、KDDIが同8.8%減と苦戦しているのに対し、ソフトバンクは同44.6%増と躍進している。 純利益は、NTTドコモが前年同期比3.5%減の1422億円、KDDIが同17
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