オリンパスが損失隠しのために行っていた不正な会計操作の詳細な手口が15日、同社の第三者委員会の調査などで分かった。 [フォト] オリンパス“上場維持説”急浮上 アウト!セーフ!微妙な判定 財テクで発生した含み損を海外の投資ファンドに移す「飛ばし」を行う一方で、帳簿上はその分を欧州の銀行の預金やファンドへの出資金を水増しして計上し、つじつまを合わせていた。 水増し資産の計上は平成12年3月期から22年3月期まで11年間にわたり、17年3月期に最大の1350億円を計上。11年間では延べ1兆1470億円に達した。途中で水増し資産を変更するなど隠蔽(いんぺい)工作も行っていた。 各年度の水増し資産の計上額と簿外に飛ばしていた含み損は、ほぼ同額だったとみられる。最初の12年3月期は独大手銀行の預金として約300億円を計上。13年3月期には仏大手銀も加えた預金のほか、政府短期証券やファンドへの
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