秋元司衆議院議員が起訴されたIR・統合型リゾート施設をめぐる汚職事件で、贈賄側にうその証言をするよう依頼したなどとして逮捕された会社役員の1人が、秋元議員の政治活動を支援していたことが関係者への取材で分かりました。東京地検特捜部は、秋元議員の関わりなどについて慎重に捜査を進めているものとみられます。 このうち淡路役員は3年前に、いわゆるマルチ商法で消費者庁から一部業務の停止命令を受けた札幌市の「48ホールディングス」の元代表取締役で、秋元議員の政治活動を支援していたことが関係者への取材で分かりました。 また宮武役員は、贈賄側の元顧問の1人に「秋元議員に有利な証言をすれば、今後の生活の面倒を見る」などと話していたということで、東京地検特捜部は秋元議員の関わりなどについて慎重に捜査を進めているものとみられます。 秋元議員はNHKの取材に対し「淡路氏は支援者の1人ですが、ほかの人は知りません。今
福岡県は、新型コロナウイルスの感染急増を受け、8~21日の間は会食や飲み会を2時間以内、1次会のみとするよう県民に要請する方針を固めた。酒類を伴う飲食店を中心に感染が広がっており、「夜の街」の対策強化で感染拡大を食い止めたい考えだ。 県内では7月中旬から感染が急増。陽性者が100人を超える日も多く、7月31日には過去最多の170人に達した。 急増の一因が酒類を伴う飲食店での感染拡大。キャバクラやスナックなどでクラスター(感染者集団)が多発し、感染した従業員や客から家族や同僚が二次感染する事例も増えている。 このため県は、お盆期間を中心に対策強化が必要と判断。県民に対しては2次会や3次会を控えてもらい、感染対策が不十分な酒類を伴う飲食店、カラオケ店の利用自粛を要請する。 また、県内感染者の約半数を占める福岡市を対象に、感染対策が不十分な酒類を伴う飲食店などに休業要請する。県の調査で、業界団体
新型コロナウイルスの感染者の数がアメリカに次いで世界で2番目に多いブラジルでは、政府関係者の間でも感染が急速に広がっていて、これまでに閣僚の3分の1が感染する事態となっています。 感染は政府関係者の間にも広がっていて、これまでに、筆頭閣僚にあたる文官長のほか、教育相、鉱山エネルギー相、それに科学相など閣僚の3分の1にあたる8人が感染しました。 このほか大統領夫人やボルソナロ大統領の出身母体である軍の将軍の感染も次々と明らかになっています。 こうした中、ボルソナロ大統領は、先月末に感染から回復したあと、各地を精力的に回り、新型コロナウイルスをおそれすぎないよう呼びかけていて、経済活動の再開に強い意欲を見せています。 ブラジルではことし3月以降1000万人が失業していると言われ、経済活動と感染拡大の防止をどう並行して進めていくかが大きな課題となっています。
大相撲の式秀部屋の力士9人が4日、茨城県龍ケ崎市の部屋から集団脱走した。おかみさんの指導に力士たちが不満を募らせ、東京都内に助けを求めて移動した。力士たちは日本相撲協会の通報窓口に連絡。協会側は今日5日にも事情を聴き、問題の解決を探っていく。 ◇ ◇ ◇ 7月場所が終わった直後、角界にまたも問題が発生した。4日夕方、式秀部屋に所属する力士19人中9人が、集団で部屋を飛び出した。力士たちは千葉県内のカラオケボックスに逃げ込み、日本相撲協会の通報窓口に連絡。その後、東京都内に移動した。 脱走の理由は、部屋のおかみさんによるモラルハラスメントにあるとみられる。師匠の式秀親方(元幕内北桜)が、今年に入って体調を崩し、本場所を休場中。稽古を満足に見られず、生活指導を十分にできなくなったことがきっかけだった。おかみさんが師匠代わりに力士への指導を続けたが、力士が我慢の限界を超え、脱走にいたって
政府の観光支援策の「Go To トラベル」事業に参加登録している長野県のホテルで、新型コロナウイルスの感染者が出たことが分かった。4日に国会の野党ヒアリングで野党側が指摘したが、事業を所管する観光庁の幹部は把握していなかった。 「Go To」は、コロナで大きな打撃を受けた観光事業者を救う重要施策だが、感染拡大を助長する懸念もある。野党からは「感染者が出たという基本的な事実もつかめていないのに、感染防止と事業の両立が図れるのか」と批判が出た。 ヒアリングでは、野党側が「『Go To』の利用者で感染者はいるのか」と繰り返し問い、そのたびに観光庁幹部は「参加登録している宿泊事業者、旅行業者からの報告は受けていない」「宿泊事業者が感染者を把握していたら報告が上がる仕組みになっている」と返答していた。
イタリアで行われた新型コロナウイルスの大規模な抗体検査で、30%近くが無症状だったことが明らかになり、イタリア政府は気付かないうちに感染を広げかねないとしてマスクの着用など感染予防策を怠らないよう呼びかけています。 保健省は感染の実態を調べるため、ことし5月下旬から3週間かけて全国で6万5000人近くに抗体検査を行いました。 3日、検査結果に基づく分析が発表され、イタリアの人口の2.5%にあたる148万人余りが抗体を保有していると推定されるとしています。 イタリアでは6月中旬の時点で24万人近くの感染が確認されていますが、その6倍以上が感染していたとみられるとしています。 また、抗体がある人のうち27.3%が発熱やせき、味覚の異常などの症状を1度も経験しなかったということです。 WHO=世界保健機関は無症状の人からどの程度感染するかは明らかになっていないとしていますが、記者会見に出席した専
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