待機児童対策として始まった企業主導型保育事業。 札幌市内で5つの保育園を運営する会社が国から支給される助成金を「不正請求」した疑惑が浮上しています。 ■以前園に勤めていた人: 「園児のことはお金としか思っていなかったので、園児がひとり入るたびに車1台分っていう発言でした。」 さらには保育士不足による規定違反も。 ■退園した保育士: 「こどもの安全が一番なので、もう保育というよりは監視という状況になっちゃうんですよね」 保育園の運営は一体どうなっていたのか…。 園の実質的経営者の男性に話を聞きました。 札幌市中央区にある企業主導型の認可外保育園。 2019年8月から運営をはじめたこの保育園をめぐるある疑惑が。 ■園に以前勤めていた人: 「園児の数でいうと、10人前後、職員でいうと8人前後の水増しをしていまして、金額でいうと2022年度でいうと何千万円にもなる返金の請求がきています」 この保育