公明党は28日に開催する党大会で、山口那津男代表(72)を交代させる方針を固めた。後任については石井啓一幹事長(66)を軸に調整している。複数の党関係者が明らかにした。 山口氏は2009年から15年間にわたり代表を務め、現在8期目。6日に東京都内であった講演で、28日の党大会をもって2年間の任期満了を迎えるとし、「私の任期は終わる。この原則を踏まえたうえで、10日の定例会見で私の判断を表明したい」と語った。党内や支持母体の創価学会では、新代表に石井氏を、後任幹事長に西田実仁参院会長(62)を据える人事が有力視されている。 山口氏は、自公政権が野党に転落した09年衆院選で落選した太田昭宏代表(当時)の後継となった。1998年に公明が再結成して以降、在任期間は最長となっている。(国吉美香) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","nak