上場からの24期間で配当は5期のみ 今年も3月決算会社の株主総会が終了したが、中でも高度なテクニックで株主との一騎打ちを演じたソーシャル・エコロジー・プロジェクト(通称ソーエコ、6819・JQ)が、一部のマニアの間で話題になっている。 端的に言えば、筆頭株主から、取締役の総入れ替えの株主提案を突きつけられた現経営陣が、あの手この手で票の獲得に動いたものの、敵もさるもの。総会開始早々に議長の解任動議で議長を交代させて総会は大荒れになった。結果、会社側提案の役員案と、株主側提案の役員案の賛成票が同数になってしまった。つまりどちらの提案も過半数を獲得できず、なおかつ現取締役は今回の総会で全員いったん退任した上で再任されるもくろみだったのに、再任の部分だけが棚上げになった。このため、上場会社なのに取締役がいない状態になってしまった。いずれ臨時株主総会が開かれることになるはずだが、それまでは現経営陣
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