409-2.味の素事件について 1月6日に発生したインドネシアの味の素事件の方向が見えてき ましたので、評論します。このコラムは相当な方たちがみているの で、事件解決に悪影響を及ぼすと思い、論評を差し控えていました が、ワヒド大統領からも、「味の素」は大丈夫との言明をいただき 、このコラムで論評します。(Fより) イスラム教は、日本の宗教と違い、日常の法律が戒律になってい る。このためのこの戒律違反のための宗教裁判所を持ち、行政機関 とは別に機能している。法律の立法と裁判が分権している社会とは 違う。このイスラム法の食事規定等の解釈をハラル委員会で行って いる。宗教界はしかし、行政権はないので警察に告発して、行政権 の行使はしてもらうことになる。 警察は、宗教裁判所の支持に従うことになる。このため、ワヒド大 統領がYESといっても、宗教界の反対があれば、無効になるが、 ワヒド氏自身が宗教界