バングラデシュでは、790万人の子どもが、学校にも行けず明日を生きるために働いています。 モスミちゃんも、その中の1人。 毎日休みなくゴミ拾いをし、ゴミを売ったわずかなお金でその日の食べ物を買い、命を繋いでいます。 モスミちゃんの母は、モスミちゃんが生後2ヶ月の時にモスミちゃんをおいて家を出て、父は他の女性の元へ行き行方が分かりません。 現在、年老いた祖母と共に生活しており、モスミちゃんが家計を支えています。 モスミちゃんが暮らすエリアは、交通事故やセクシャルハラスメントが絶えず、とても危険です。 ゴミ山には鋭利なガラス・金属や有害物質がたくさん堆積されており、裸足で歩くにはとても危険で、傷口からの感染症により命を落とす子どもが絶えません。 しかし、モスミちゃんには、丈夫な靴を買うお金がありません。 モスミちゃんは、4歳の時から、ほぼ毎日ゴミ拾いをしており、学校教育も受ける事ができません。