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!記事と量子力学に関するcandidusのブックマーク (2)

  • 量子力学と現代の思潮

    #量子力学と現代の思潮 全卓樹 (青土社「現代思想」2020年2月号 p122-131掲載)[リンク] #1 序章:量子と確率と観測者 量子力学による原子の世界の解明は、人類史を画するほどの知の前線の拡張であった。同時にそれは逆説的にも、人間の認知の限界の「確実性」から「確率」への後退でもあった。 量子力学の有効性、有用性には一点の疑いもない。それなしではレーザー光も電子装置も存在せず、核兵器も存在しなかったであろうから。そして量子力学の予言に矛盾する実験は今のところ皆無である。 しかしながらその予言は質的に確率的なものである。 古典力学においては、粒子の運動はニュートン方程式と呼ばれる常微分方程式によって確定的に記述される。仮にラプラスの想定したような、ある時点での宇宙の全原子の、位置と速度を把握する悪魔がいれば、彼にはその後の宇宙の発展が完璧に予言できるだろう。 対して量子力学にあっ

  • 量子論と一般確率論における両立不可能性と合成系の研究-情報処理学会

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