[6.7 キリン杯決勝 日本1-2ボスニア・ヘルツェゴビナ 吹田S] 1点を追う後半アディショナルタイム、シュートも狙えた絶好機にパスを選択してチャンスをふいにし、敗戦に涙したFW浅野拓磨(広島)。試合後は多くのチームメイトが、若きストライカーの情熱について言及した。 「ミランでも負けて泣く選手はいる」。そう語ったのはFW本田圭佑だ。「僕は泣かないので、泣く選手の気持ちは分からないとだけ言っておきます」と言いつつ、「“泣くなよ”と言いたいのと、“泣くほど悔しいんだな”という両面がある」と若き感性に反応を見せた。 A代表初先発ということで、右サイドでの連係はそれほど見られなかったが、浅野の動き自体は効いていた。 GK西川周作は「監督は後半、『浅野が良い動きをしているから裏を狙え』と指示を出していたくらいで、浅野は良いアピールができていたと思う」と指摘。そして、「最後のワンプレーで打たなかった