「お金ってきれいなものですか、それとも汚い?」投資教育を手がける岡本和久(66)は全国の中学校や高校を回るたびに同じ質問をする。これまで約500人の生徒のうち8割弱が「汚い」と答えた。知識なく痛い目経済の血液であるマネーを循環させ社会を豊かにする。金融や投資のそうした意義を、学校で教わる機会はほとんどない。一方、財テクの失敗や詐欺などのニュースを通して、お金の悪いイメージは増殖する。「子ど
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