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日本軍に関するcandidusのブックマーク (2)

  • 米軍から見た帝国陸軍末期の姿〜本当に天皇や靖国のために戦っていたのか?(一ノ瀬 俊也)

    「規律は良好」「準備された防御体制下では死ぬまで戦う」「射撃下手」「予想外の事態が起きるとパニックに」……あの戦争の最中、米軍は日兵について詳細な報告書を残していた。”敵”という他者の視点から、日人には見えない問題をえぐった話題の書、一ノ瀬俊也『日軍と日兵 米軍報告書は語る』より「第二章 日兵の精神」を特別公開します(全3回)。 日兵の戦争観 対米戦争についてどう考えたか この章では、米軍のみた日陸軍兵士(捕虜となった者も含む)の精神や意識のかたちについて、士気や死生観、そして性の問題にも注目しつつ考えていきたい。兵士たちはこの対米戦争の行く末をどう考えていたのだろうか。 先にとりあげた元捕虜の米軍軍曹(*)は、IB(**)1945年1月号「日のG.I.」で日兵たちの言動を次のように回想している。 *この軍曹は日軍の捕虜になり、戦争中に解放された。1年以上共に暮らした日

    米軍から見た帝国陸軍末期の姿〜本当に天皇や靖国のために戦っていたのか?(一ノ瀬 俊也)
  • 米軍が見た日本軍『日本軍と日本兵』著者・一ノ瀬俊也氏インタビュー(一ノ瀬 俊也)

    一ノ瀬 日軍は合理的か非合理的かという二者択一で言うと、それなりに合理的です。いやしくも近代国家の巨大組織ですから相当の合理性を有していないと組織自体が持たないし、中国で何年も戦争を継続することはできない。そこに非合理的というレッテル貼りをしてしまうと、ものごとの質が見えにくくなる気はします。太平洋戦争、すなわち無謀な対米戦を始めたことにしても、近年の諸研究によると陸軍と海軍では考え方がかなり異なっていました。陸軍にとって対米戦の担当は海軍であり、海軍がアメリカ戦争可能と主張するのであれば、陸軍としては極論すると「関係ない」わけです。海軍の方は長年アメリカ戦争するという名目で巨額の予算を獲得しておきながら、いざ対米関係が行き詰まると「イヤやっぱりアメリカとは戦争できません」なんてことは口が裂けても言えない。言ったとたんに海軍は潰れる。それくらいならアメリカ戦争して死中に活を求め、

    米軍が見た日本軍『日本軍と日本兵』著者・一ノ瀬俊也氏インタビュー(一ノ瀬 俊也)
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