2016年を締めくくった『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)では、AKB48グループが「紅白選抜」としてスペシャルメドレーを、また乃木坂46・欅坂46の“坂道シリーズ”はそれぞれ、2016年の代表的なシングル「サヨナラの意味」「サイレントマジョリティー」を披露した。AKB48グループが投票による選抜という、グループ内でおなじみのスタイルを「紅白」に溶け込ませ、一方で坂道シリーズは乃木坂46だけでなく、デビュー1年に満たない新興グループの欅坂46も「紅白」に選ばれて勢いを示した。 かねてから「AKB48の公式ライバル」を謳ってきた乃木坂46に姉妹グループができ、それがシリーズ化して厚みを見せたことで、“AKB48グループに拮抗しようとする坂道シリーズ”という対比がかつてよりも自然なものになった。 昨年11月27日の「チャート一刀両断!」で、柴那典氏はAKB48と乃木坂46の直近シングル
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