8日に埼玉スタジアムで行われたJ1浦和―鳥栖戦で浦和サポーターが「JАPАNESE ОNLY」と差別的な内容の横断幕を入場ゲート上部に掲示した問題は日本代表にも影響を与える可能性がある。欧州や南米のリーグに所属する契約選手を持つブラジルの代理人はこう指摘する。 「レッズの件はすでに世界中で話題になっているし、もちろんブラジルでもだ。あの表現はあまりにも刺激的すぎるし、日本人のサポーターが外国人を排除したいという感情を持っていると世界の多くの人が受け取ってしまう。国際サッカー連盟(FIFA)は差別行為に厳しい姿勢を取っているし、もし同じような表現がW杯で見られたら大問題。日本のサポーターへの監視が強くなることは避けられないだろう」 かつて米国や南アフリカなどで黒人を差別するために用いられた「WHITE ONLY(白人以外お断り)」の表現は差別の象徴として広く知られている。それを連想させる今回