朝乃山、笑顔なき初V 影落とす判定と取組編成 2019年05月25日21時24分 豪栄道(手前)を攻める朝乃山=25日、東京・両国国技館 ◇豪栄道に快勝しても… 大相撲夏場所14日目(25日、東京・両国国技館)、トランプ米大統領を迎える千秋楽を待たずに、西前頭8枚目朝乃山(25)=富山県出身、高砂部屋=の初優勝が決まった。三役経験のない力士の平幕優勝は58年ぶり。快挙には違いないが、前日の判定がまだ尾を引き、笑顔もうれし涙もなかった。朝乃山に責任はないが、取組編成のまずさも微妙な影を落とす優勝だった。 この日の一番は快勝だった。大関豪栄道に立ってすぐ得意の左上手を許す。勝負あったかと見えた。「いつもなら右(を差した)だけで出て行ってすくい投げとかしちゃうけど、きょうは何か分からないけどじっとしておこうと思った」と朝乃山。大きなことを成し遂げる時の、「ゾーン」に入った状態だったのかもしれない
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