ことし7月、滋賀県甲良町で1人2冊までを上限に販売された「プレミアム商品券」を町議会議長が30冊購入していたことが分かりました。議長は「自分と家族の合わせて5人分の10冊を購入したあと、さらに20冊購入した。完売に協力したかった」などと説明していて、議会の特別委員会が詳しい経緯などを調べています。 町は、購入できるのは町民1人2冊までとしていましたが、北川豊昭町長と建部孝夫議長が上限を超えて商品券を購入した疑いがあることが分かり、町議会が特別委員会を設けて調査を進めています。その結果、建部議長が「プレミアム商品券」を30冊購入していたことが分かりました。 特別委員会によりますと、建部議長は「自分と家族4人の合わせて5人分にあたる10冊を自分で購入したあと、さらに20冊を購入した。完売に協力したいと思ったが、2冊しか買えなかった人や1冊も買えなかった人を思うと申し訳なく、反省している」と話し