スペインの首都マドリード近郊にある慰霊施設「戦没者の谷」にある教会に入るため並ぶ人々(2018年7月15日撮影、資料写真)。(c)JAVIER SORIANO / AFP 【8月25日 AFP】スペインの社会労働党政権は24日、独裁政権を敷いたフランシスコ・フランコ(Francisco Franco)総統の遺体をスペイン内戦戦没者の慰霊施設にある墓から掘り起こす内容の政令を閣議決定した。この決定は世論を二分するもので、古傷が開かれる事態となっている。 保守派・国民党(PP)のマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)前首相が不信任決議を受けて辞職した後、6月に就任したペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)首相は、マドリード近郊の慰霊施設「戦没者の谷(Valley of the Fallen)」からフランコ総統の遺体を取り除くことを優先課題としてきた。 サンチェス首相は閣僚決定
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