(出典:静岡県茶業会議所「新茶業全書」、前田・中川「各種緑茶の総合的理化学分析」) カフェインは低温では抽出されにくいため、玉露の特徴である甘味(テアニン)を際立たせるためにも、人肌ぐらいの低温がベストなのです。 3. 茶葉の量は、煎茶よりも気持ち少なめに急須に入れる 煎茶の場合、一人あたり大さじ1杯の茶葉を急須に入れますが、玉露はそれよりもやや少なく、大さじで軽く1杯を目安とします。 4. 急須にお湯を注ぐ いよいよ適温まで冷ましたお湯を急須に注ぎます。その際、茶葉に均等にお湯がかかるように注ぐ位置をずらしながら、静かに注いで下さい。茶葉がかぶるくらいが適量です。 5. 間合いは2分半~3分を目安に、最後まで注ぎ切る 玉露は、急須にお湯を注ぎ始めてから最後の一滴を注ぎ終えるまでの間合いは、2分半~3分くらいが適当とされています。それぞれのお茶碗に注ぎ分ける時間も見越して、少しずつ順番に注