大阪市の公募で登用された榊正文・淀川区長がツイッターで市議会の公明など3会派を「市民不在の政争」などと批判したことをめぐり、市議会が21日、榊区長を呼び出して臨時の協議会を開いた。榊区長は全会派から「議会への挑戦状」「悪意に満ちた文章」などと“集中砲火”を浴び、同席した橋下徹市長は「失礼な発言であり厳正な処分はするが、区長職を辞するものではない」と続投に理解を求めた。 一方、橋下市長は委員会後、記者団に対して、榊区長が一時的に区長職を離れ、研修を行う可能性についても言及した。 榊区長は今月中旬、ツイッターで大阪維新の会の議長辞職を公明、自民、民主系の3会派が求めていることを「市民不在の政争」と批判。同区選出の公明、自民の2市議に「区長である私や区民に説明責任を果たすべきだ」と要求した。 榊区長は協議会で、「不適切な書き込みだった」と陳謝。今議会で市立幼稚園の民営化について議論される見通しで