システム開発の見積りに必要な工数算出には、さまざまな要素が絡みます。最も大きなものは人員の単価ですが、それ以外にも忘れてはいけない要素があることも事実。そこで今回はシステム開発の見積りにあたり、工数算出時や見積り作成時に注意すべき点について考えてみましょう。 開発見積りの際に、算出の根拠となる項目を明確に システムの見積りに必要となる工数をできるだけ正確に算出するためには、その根拠となる確認項目の内容を明確にすることが大切です。 システム開発の見積もりに当たり、工数算出時の確認項目とは下記のようなものです。 プロジェクトの期間 開発や改修の対象となるシステムの範囲 使用する環境 担当するフェーズ(保守やユーザトレーニングを含むか否かなど)があります。 このような項目の内容を顧客との打ち合わせの中ではっきりさせ、その条件の元で工数を算出していくことになります。 また、要件の一部が未確定のまま