ゲームの最速クリアを目指す動画(RTA)では、よく理解を超えた謎のバグを利用してありえないクリアタイムを叩き出すことがあります。 実はこの特殊なバグは、専門的な情報分野でもかなり注目に値するものだったようです。 イギリスのブリストル大学(UoB)で行われたスーパーマリオシリーズを対象にした研究により、RTA走者のバグを利用しようとする情熱が、一般のソフトウェアのセキュリティーを向上させたり、バグから守ってくれる可能性が示されました。 研究では4本のレトロなスーパーマリオ(初代、3、ワールド、64)のバグ技が調べられており、一般的なソフトウェアのバグとの関連性が調べられました。 結果、既存の分類に属さない7種類のバグが含まれていたことが判明します。 研究内容の詳細は2024年4月23日にプレプリントサーバーである『arXiv』にて「スーパーマリオ・イン・ザ・ペニシャス・キングダム:古いゲーム
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