1999年12月2日、とべ動物園でホッキョクグマの赤ちゃんが生まれました。国内でのホッキョクグマの出生は 、それまでに122頭報告されていましたが、半年以上育ったのはわずかに16頭と極めて生存率が低く、また、 ほいく 人工哺育の成功例は全くありませんでした。今回、当園で出生した2頭のうち、1頭は発見時には既に母親に かみきず ほいく よる咬傷を負っており、救命処置を施しましたが、2時間後に死亡し、残る1頭を人工哺育に切り替えた結果、 現在でも順調に成長しています。ここでは、順調に成長している「ピース」のようすをご紹介します。