斬新な企画を評価する声が上がる一方で、用例で実在のキャラクターなどを使用しながら、暗黙の了解や言外のルールのようなものを「軽視している」といった意見も集まり炎上状態に。三省堂が「可能な限り改善する」と声明を出す事態に発展した。 筆者は1990年代初頭当たりからオタクだったと思う。最初にハマったアニメは「ふしぎの海のナディア」(1991年)だ。毎回リアタイで見て、アニメ雑誌を買って知識を深め、イラストを描き、お小遣いをためてアニメイトに通って文具やキャラソンCDなどを購入。声優ライブにも1人で通う中学生だった。 高校生になると、自分自身の行動が客観的に見て「痛い」ことが分かりはじめ、オタクっぽさを隠そうと思うようになった。できるだけこざっぱりした格好をして、アニメ以外にことに打ち込んで……と、大学生にかけて“脱オタ”に努力した。 社会人として中堅に差し掛かった2010年代、オタクが急速にカジ
![推し活ブームで“いにしえのオタク”は肩身が狭い?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1c0ba89704b2ecad5c0408d2fe9c2e4aff3ef8b5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F2310%2F30%2Fcover_news086.jpg)