副議長逮捕、欧州議会に激震 W杯絡むカタール疑惑 2022年12月13日13時42分 12日、フランス東部ストラスブールの欧州議会で演説するメツォラ議長(EPA時事) 【ストラスブール、ブダペスト、アテネAFP時事】サッカー・ワールドカップ(W杯)開催国カタールが絡んだ汚職疑惑が欧州連合(EU)の欧州議会を直撃している。エバ・カイリ副議長が9日、ベルギー司法当局に逮捕された。メツォラ議長は12日、贈収賄は「欧州議会、欧州の民主主義、われわれの自由で民主的な社会への攻撃なのだ」と議員らに訴え掛けた。 欧州議会副議長を逮捕 カタール関与の汚職疑惑で―ベルギー当局 フランス東部ストラスブールの欧州議会に登院したメツォラ氏は「捜査は進行中で、推定無罪が前提だから慎重に言葉を選ばないといけない」と強調。しかし「私の怒りと悲しみが伝わっていないなら、今ここにあるのを再確認してもらいたい」と議員らに訴え