対中投資が初のマイナス 外資が事業縮小―7~9月期 2023年11月04日10時47分 【北京時事】中国国家外貨管理局が3日発表した7~9月期の国際収支によると、海外からの直接投資は118億ドル(約1兆7600億円)のマイナスとなった。外資企業が中国事業の縮小や撤退などを進めたことを示しており、マイナスは1998年以降で初めて。 10月の中国景況感、2カ月ぶり節目割れ 需要低迷響く 対中直接投資は、新型コロナウイルスの感染拡大を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策に基づき、上海市で厳格なロックダウン(都市封鎖)が実施されていた2022年4~6月期に伸びが大きく鈍化。中国経済の先行きに対する期待感がしぼむ中、その後も低調に推移していた。 新型コロナウイルス 最新ニュース ゼロコロナ 国際 コメントをする