日本電信電話(株)(NTT)は12日、都内で記者説明会を開催し、デジタルデータを2次元ホログラムに符号化して記録、その映像を読み取って複合化する“薄膜ホログラムメモリ”(光メモリー)をプラスチック樹脂媒体で実現し、切手サイズで1GBのデータ記録/読み出しが可能なプロトタイプを完成したと発表した。同社が昨年7月から開始した“総合プロデュース機能”(※1)のもと、『インフォ・マイカ(Info-MICA)』(※2)の名称で2005年中の製品化・事業化を目指すとしている。 ※2 総合プロデュース機能 持ち株会社であるNTTが、NTT研究所で研究中の技術のうち事業化が有望なものを選別して、NTT内に“プロデューサー”“ディレクター”を設定して、NTTグループ内の関連企業や他社との協業を図りつつ事業化を進めていく事業形態。 ※ インフォ・マイカ Information Multilayered Imp