五島 勉(ごとう べん、1929年(昭和4年)11月17日 - 2020年(令和2年)6月16日)[1]は、日本の作家・ルポライター。1973年に社会不安とメディアの作品への扱い方を背景として、1960年代生まれから以降の幼少世代を中心に「1999年7月に世界滅亡」を信じる者が続出し、日本国内に未来への悲観的影響を与えた『ノストラダムスの大予言』を書いたことで知られる[2]。 人物・来歴[編集] 北海道函館市出身。正教徒の家庭に生まれる。本名は後藤 力[3](ごとう つとむ)。旧制函館中学校(現・北海道函館中部高等学校)から第二高等学校へ進み、後の弁護士・遠藤誠と知り合う。東北大学法学部卒業。大学在学中、小遣い稼ぎにポルノ小説を書いて雑誌に投稿し、文筆家の道に入る。大学卒業後は『微笑』『女性自身』など女性週刊誌でアンカーマンとして活動。体力の問題から走り回る取材が難しくなったため大衆小説家