立川の都立図書館へ行って戦前の財政の基礎的な資料をコピーしてきました。 それを見ながら思ったこと、日本の知識人が日本の政党史を肯定的に捉えることができないのは下記のジレンマがあるからなんだと思います。 ・板垣退助と大隈重信が作った在野の政党は内紛によって自滅 ・政友会を作ったのは藩閥政治家の伊藤博文 ・政友会を育てたのは貴族の西園寺公望 ・大陸積極策だった政友会は、内政に関しては国民の生活水準向上に熱心だった ・欧米協調策だった民政党は、内政に関しては資本家優先で、財閥の形成や賃金の抑制に熱心だった 大東亜戦争を否定しようとすると、民政党が親資本家であったことを肯定せざるを得ない。政党政治の本流であり、国民の生活改善に取り組んだ政友会を肯定しようとすると、大東亜戦争を肯定せざるを得ない。 可哀相なのは伊藤博文と西園寺公望で、日本の民主政治のパイオニアなのに、藩閥政治家を認めたくないという知
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く