敬虔(けいけん、希: ὁσιότης , εὐσέβεια、羅: pietas、英: piety)とは、古代ギリシア以来の西洋の徳目の1つであり、親や神々に対する忠誠心、崇敬心、孝心を意味する。 キリスト教で敬虔というと、信心[1]を意味するプロテスタントの用語である[2]。 歴史[編集] 古代ギリシャ[編集] プラトンの対話篇では、『エウテュプロン』でこの概念が主題的に扱われる他、『プロタゴラス』や『ゴルギアス』でも、四元徳(知慮・正義・節制・勇気)と並んで言及される[3][4]。 古代ローマ[編集]