日本を守った高杉晋作の偉業 「彦島租借」拒絶の精神を今に 桜山神社総代 金 家 恭 平 2003年10月28日付 わたしは桜山神社の総代を四〇年間務めさせていただいている。そのなかで、桜山の神様となられた明治維新に身を捧げた方方がおられなかったら今日の日本はなかったことを痛感するところである。 わたしは一昨年の春祭で、みなさんの前で小泉総理がなぜ靖国神社に参拝して隣国の中国や朝鮮と仲良くせずにケンカをするのか、そんなことをするのではなく桜山神社に参拝することで問題は解決できると語ったことがある。 高杉晋作は立派な日本人であり、なによりも日本を守ってくださった。このことはいくら強調しても、しすぎることはないだろう。わたしは馬関戦争の講和談判での高杉晋作の活躍にそのことを典型的に見る思いである。 長州藩は、四国連合艦隊との戦争でさんざん負けた。関門海峡に面した前田一帯の家は焼か