発売日からそんなに置かずに買ったんだけどようやく読了。 いつも京極堂シリーズは、読み始めると一気に行ってしまうのだが、今回はなんかペースが進まず、途中で葬式があったりRO専念時期もあったにせよ、放置も入っちゃったりしたなあ。気付けば読了12月って。こんなの初めてなんだが。 「邪魅出るよ」という話題をmixiで見て、最初に思ったのは、「えっ、もう出るの?」だった。 前作「陰摩羅鬼」の刊行が2003年。3年待たせられれば普通は「やっと出る」が当たり前の感想なのだが、何しろその前が5年も開いておあずけ食らい続けた(しかも今年こそは今年こそはと言われ続けた「出す出す詐欺」みたいな状態だった)もんだから、「どうせ次も5,6年くらいかかって出るんじゃない?」と思っていたのだ。 飼い慣らされるというのはげに恐ろしいものだ。 その上、発売日に「ゲットしました」「近所で見つからない」という書き込みを見ている