現状、いわゆる美少女ゲームのほとんどは、ノベルゲームからなっている。RPG形式のゲームや、アクションパートのあるゲームもないわけではないが、(少なくとも)割合的に少ない。 ノベルゲーム自体のシステム面の進化は、様々に考えられるが、それほど追求されていない。 これをもってして、「美少女ゲーム界&ユーザーは志が低い」という話があるが、ちょっと待ってほしい。 ゲームというのは、本来、買う人の嗜好に求めて差別化されるものだ。美少女ゲームにプレイヤーが求めるのは、基本的に「かわいい女の子」と「えっちなこと」をすることだ。*1よって、メーカーも、そこに全力を傾注する。 「かわいい女の子」と「えっちなこと」を体験するには、良い絵とその枚数。そしてキャラ付けとテキストが一番重要となる。開発において絵師とライターに比重を置くのは当然だろう。 「かわいい女の子」との「えっちなこと」において需要があればシステム