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ブックマーク / tomii23.hatenablog.com (3)

  • ネットの情報量に対抗する質 - 日日平安part2

    何十年も気がつかないことがある。<空をこえて ラララ 星のかなた・・・♪>。 『鉄腕アトム』の歌詞を書いたのは、(なんと!)詩人・谷川俊太郎さんであった。 恥ずかしながら、そのことを知ったのは日の数分前。 谷川さんは85歳で創作生活67年。 詩だけじゃべていけないから、いろんな仕事を引き受けたという。 劇団四季の上演台も書いた。市川崑監督からは、記録映画『東京オリンピック』の脚に参加するよう誘われた。 1964年10月10日。ビデオカメラを持ち開会式に臨み、風船が一斉に空へ飛んだ瞬間、観客席から爪先立ちで夢中に撮った。そのカットは映画編に採用された。 大阪万博でも市川監督のマルチスクリーン作品などに関わり、技術とアートの出会いを体験。真剣な原稿を書き自分を鍛えるのは、詩にマイナスではなかった。 60年代は、劇作家・寺山修司さんや音楽家・武満徹さんとラジオドラマを多く作った。 時代

    ネットの情報量に対抗する質 - 日日平安part2
    cat-whisker
    cat-whisker 2017/10/01
    『鉄腕アトム』の歌詞を書いたのは谷川俊太郎さんだったんですね!!
  • 話の始まりはエピソードから - 日日平安part2

    読んだり聞いたり、書くのも、私はエピソードが好きだ。 エピソードの意味は、挿話(そうわ)。文章や物語の途中、演劇の幕間などに挟む短い話。などとあるが、心惹かれるものはこちらである。 <ある人物や物事についての興味深い話>。 渡部建さんと児嶋一哉さんのお笑いコンビであるアンジャッシュは、コントグループである。一度観てから釘付けで、出演番組があれば観てしまう。 『エンタの神様』という番組では90近くのコントをこなし、そこで求められたのが“勘違いネタ”であった。私もどっぷりとハマッた。 同じネタを観てもまったく飽きない。結果がわかっていても毎回楽しめるのである。 まるで、名作古典落語のようだ。 最近では別々の活躍が多いが、渡部さんと児嶋さんは今も(原点である)ファミレスで、ネタ作りをされているらしい。数々のすばらしいネタがファミレスから生まれているなんて、ファミレスの前を歩いてもワクワクしてく

    話の始まりはエピソードから - 日日平安part2
  • 幸せホルモンは心の持ちよう - 日日平安part2

    <亭主元気で留守がいい>。 このフレーズがテレビのCMで世間に広まったのが1986年(昭和61年)のことである。“格差社会”や“自分で自分をほめたい”などと並び、当時の流行語になっていた。 今よりはるかに景気のいい時代にマッチした、新鮮なフレーズだったと記憶しているが、この言葉はすでに、その24年前に使われていたようだ。 <「亭主は達者で留守がよい」という生活を心から楽しんでいるような、呑気そうな細君だった>。河盛好蔵さんの著書『夫婦十二カ月』にある文章だ。 昔からあった言い回しなのかもしれない。 しかし、河盛さんが書かれた頃は、主婦方に“亭主の留守”を楽しむ生活の余裕はなく、現代でも、共働きの世帯が増えてあまり馴染みのないフレーズともいえる。 世のありさまや風潮の隙間であった、あの(CMが流行った)時代ならではの流行語だろう。 はやり言葉は、その時代の空気が言葉と響き合い生まれる。 今思

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