ご覧いただきありがとうございます。 今回は「頭痛-4」のご案内です。 精神の不安定からくる頭痛には、サフランという薬草が有効です。 サフランとは、アヤメ科の多年生栽培薬用植物で、漢名は柱頭といいます。 小アジアからペルシアにいたる高原地方が原産で、日本では、岩手、広島、香川、大分などで栽培されているようです。 9月に球根を植え、花柱(雄しべの柱頭部)を乾燥させたものを薬用として用います。 その主成分はピクロクロチン、クロチン、サフラナールなどで、鎮けい剤、鎮静剤、発汗、通経に効果があります。 その利用法は、乾燥花柱0.2~0.3gを湯のみに入れ、熱湯を注ぎ温かいうちに飲用します(一日3回)。 そのほかの用途は香味 着色料にも用いられています。 また、草本、鑑賞用サフランは、園芸上クロッカスまたはハナサフランと呼ばれ、単にサフランといえば普通薬用種をさします。 頭痛-4 慢性頭痛のツボ刺激