「死んだならたった五両と笑うべし、生きていたなら二分と貸すまじ」という言葉がある。 江戸期に作られたそうだが、現在の貨幣価値で喩えるならば、 死んだ人に対しては「50万くらいなら貸したのに」と言うのだが、実際にその人が生きていたときは2千円すら貸さないと言った感じだろうか。 死んだあとならなんとでも言える。 でも生きているうちは相手がそんなことで死なないとタカをくくっている。 2千円がなくて死んで行く人はたくさんいるのだ。 難病などにかかってしまった赤ちゃんを救う募金活動を見かけると心がモヤァーとしてしまう。 アメリカでの手術を訴えるものが多く、費用はだいたい1億〜3億くらいだ。 この費用があればキモくてお金がないおっさんの数百人くらい救えるのではないかとモヤモヤするのだ。 かといっておっさんを救ったところで特別良いこともないのだけれど。 こういった費用がなぜ莫大なものになるかというと、そ
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