主に幼い子どもが感染し、手足や口に発疹ができる「手足口病」の患者が増えているとして、東京都は流行の警報を出しました。 都が警報を出すのは3年前の2019年以来となります。 手足口病は手や足、それに口の中などに発疹ができるウイルス性の感染症で、主に幼い子どもが感染し、例年、夏に患者数が多くなります。 都によりますと、先月31日までの1週間に、都内264か所の小児科のある医療機関から報告された患者数は1216人に上りました。 都は、一定数の患者が出た保健所管内の人口の合計の割合が都全体の30%を超えると流行の警報を出すことにしていて、今回46%余りに上ったことから4日、警報を出しました。 都が警報を出すのは3年前の2019年7月以来となります。 手足口病は、飛まつや接触などで感染し、口の中の発疹がひどい場合は食事や水分をとりづらくなるほか、まれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあります。
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