先月、アフリカ中部のコンゴ民主共和国に滞在し、帰国後に発熱の症状を訴えた70代の女性について、厚生労働省が念のためエボラ出血熱に感染していないかどうか検査した結果、エボラウイルスは検出されませんでした。 厚生労働省が念のため、採取した血液を東京武蔵村山市の国立感染症研究所に送り、エボラ出血熱に感染していないかどうか詳しい検査を行った結果、エボラウイルスは検出されなかったということです。 厚生労働省は女性はインフルエンザにかかり、発熱した可能性が高いと見ています。 コンゴ民主共和国ではエボラ出血熱の患者が増え続け、先月、WHO=世界保健機関が緊急事態を宣言していて、厚生労働省は極力、患者の発生地域に近づかないよう呼びかけています。