【読売新聞】 29日午後11時頃、横浜市鶴見区生麦のJR東海道線横浜―川崎駅間の生見尾踏切内で、同区岸谷の男性(26)が熱海発東京行き上り普通電車(15両編成)にはねられ、その場で死亡が確認された。 神奈川県警鶴見署によると、踏切は
栃木県の日光・鬼怒川、那須塩原などの温泉旅館8軒が29日、正月の宿泊予約を無断でキャンセルされたとして、千葉県柏市でスナックを経営する女性らに約278万円の損害賠償を求める訴訟を宇都宮地裁大田原支部に起こした。宿泊施設などの無断キャンセルは全国で問題となっており、原告側は「泣き寝入りが大半だった。悪質なケースを断ち切る契機としたい」としている。 訴状によると、女性経営者は男性従業員2人に慰安旅行のための宿泊予約を指示。従業員は昨年8~11月、8旅館に電話をかけて、今年1月2日もしくは3日から1泊2日で、8~10人分を予約した。しかし当日に姿を見せなかった。旅館側はそれぞれ、被害が26万~59万円に上り、相手はキャンセルの連絡を怠ったなどとしている。 原告である栃木県那須塩原市の旅館では、露天風呂付きの高級な部屋が対象となった。キャンセル料を請求しようと、予約時の電話番号に連絡したが不通。請
飫肥杉が円形に植栽された「ミステリーサークル」=田中勝美撮影 二つのミステリーサークルの正体は、飫肥杉(おびすぎ)――。宮崎県日南市の森林に広がる直径70メートルほどの幾何学模様は、同市一帯に分布する杉の成長や強度を調べるための試験林だ。 宮崎南部森林管理署によると、飫肥杉は油分が多くて腐りにくいため、木造船などに使われていたが、繊維強化プラスチック(FRP)の普及によって需要が激減。住宅建材用に適した植栽密度と成長の関係を調べるため、1973年度に試験栽培が始まった。 1周36本ずつ、中心に近づくにつれて植栽間隔を狭くして12周分植えた。その結果、外側の木は高さ約20メートルにまで成長し、中心部より約5メートル高かったという。 同署の野辺忠司次長は、「樹高は植栽密度に影響されないという定説が覆された。ミステリーサークルのような形になっているとは驚きだ」。 試験栽培は50年を迎える2023
JR北海道は12日、来年春のダイヤ改正に合わせて、北海道新幹線の青函トンネル(全長約54キロ・メートル)内の最高速度を時速140キロから160キロに引き上げると発表した。これで東京―新函館北斗駅間の所要時間は4分短縮され、最速3時間58分で結ばれる。上り・下りで1日計3本は3時間台とし、乗客が空路より新幹線を選ぶ目安とされる「4時間」を切ることで低迷している利用を促す。 北海道新幹線の本来の最高速度は260キロだが、青函トンネル内はJR貨物の貨物列車と線路を共用しているため、すれ違う際の風圧で荷崩れなどを起こさないよう、140キロにとどめている。9月に行った試験で、160キロでも問題がないと分かった。詳しいダイヤは14日に発表する。
【ソウル=岡部雄二郎】北朝鮮の参加が正式に決まった平昌(ピョンチャン)冬季五輪を巡り、韓国の文在寅(ムンジェイン)政権は今後、国内世論の反発や北朝鮮への国連制裁との兼ね合いで難しいかじ取りを迫られる。 スイスでの4者会議は、韓国国内でも議論を呼んでいるアイスホッケー女子の南北合同チーム結成が焦点となった。出席した都鍾煥(トジョンファン)・韓国文化体育観光相によると、国際オリンピック委員会(IOC)は「北朝鮮選手が5人以上ベンチ入りしてこそ合同チームと言える」と指摘した。これに対し韓国側は自国選手への影響を最小限に抑えるため「3人」を主張し、最終的にこれが受け入れられた。 4者会議に先立つ17日に南北が合意した合同チーム結成は、韓国代表の選手や監督に十分な説明を行わないまま文政権が政治判断で決定。五輪開幕直前に選手の出場機会を奪う形となり、政権の支持層である若者の不興を買った。韓国SBSテレ
名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」の隣接地に今年3月オープンした複合商業施設「メイカーズ ピア」で、テナントのレストラン1店舗が22日の営業を最後に閉店したことが分かった。 運営会社は、来場者が想定を大幅に下回っていることが理由と説明している。 メイカーズには現在、飲食店や物販など約50のテナントが出店している。レゴランドの来場者をターゲットに、親子でそば打ちなどが楽しめる「体験型」店舗も多い。 撤退を決めたレストランはシーフード料理を中心に提供、6年間の契約で出店したが、オープンから約2か月で閉店する。運営会社は「売上高は想定の10分の1。レゴランドが思ったように集客できておらず、テナント側には手の打ちようがない」と話した。契約途中の退店による違約金の支払いについて、メイカーズ側と協議しているという。
任天堂の人気レーシングゲーム「マリオカート」の略称として使われている「マリカー」が、他の企業に商標登録されていたことが分かった。 任天堂は特許庁に異議を申し立てたが1月に却下されており、今後の対応が注目される。 商標登録したのは、公道を走るカートのレンタルサービスを手がける「マリカー」(東京都品川区)。広告やイベントに使用するなどとして「マリカー」の文字商標を特許庁に出願し、2016年6月に登録された。任天堂は同年9月、「ゲームの分野では『ポケモン』『ドラクエ』などソフトのタイトルを省略することがある」とし、商標が「(ゲームとの)誤認や混同を意図している」と、登録取り消しを求めて異議を申し立てた。特許庁は「(マリカーという略称は)広く認識されているとは認められない」と異議を退けた。 任天堂は特許庁へ無効審判の請求や知財高裁への提訴を検討している模様だ。
受験生向けの参考書などを出版する旺文社(東京都)が、過去の入試問題をPDFで電子データ化して保存していたのは著作権法に違反する恐れがあると外部から指摘され、先月、全て削除したことがわかった。 削除対象は大学、高校の入試問題で、延べ約4000校分に上る。紙の著作物を私的使用以外で電子データに複製することが同法で禁じられているためで、企業が保管スペースの節約などのために行う「PDF化」に、意外な課題が浮かび上がった。 同社によると、全国の大学や高校約500校から毎年、入試問題の問題用紙の提供を受け、一部は権利処理をして出版物に転載したり、出題傾向の分析に使ったりした上で、提供された原本を社内の倉庫で保管していた。ただ、場所を取る上に経年劣化も生じることから、2007年度以降はPDF化して同社管理のサーバーで保存し、原本は廃棄してきた。
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