ボケとツッコミのキャラクタカップリング理論(2)ドラゴンボールの場合 前回に引き続いて、キャラクタのポジショニングのお話。 今回は実戦講座として、ドラゴンボールの分析をして見ます。 ドラゴンボールは由緒正しい「M型ボケ主人公」の王道物語です。 ■復習と補足理論 大まかに前回の内容を復習すると、こんな四通りにキャラクタを分類する仮説理論でした。 復習図 ------------------------------------ 先に、前回の補足理論を足しておきます。 ・MサイドからSサイドへの転向 短期的な転向は「キレる」 長期的な転向は「グレる」と呼ばれます。 ・SサイドからMサイドへの転向 短期的な転向は「なごむ」 長期的な転向は「丸くなる」と呼ばれます。 ・また、SキャラとMキャラでは、話の展開速度や緊迫感に差が出ます。 「スピードのS、まったりのM」と覚えましょう。