2016年4月24日のブックマーク (2件)

  • この国は、もう子どもを育てる気がないのか

    平田:今回上梓した『下り坂をそろそろと下る』の校了作業をしているとき、子育て中のお母さんが書いた「保育園落ちた」という匿名のブログが大きな話題を呼びました。私の主宰する劇団にも小さい子どもを持つ俳優がたくさんいますが、あのブログは子育て世代の切羽詰まった真実の叫びだと思います。 藤田:私にも子どもがいるのですが、認可施設には入れなくて、しばらく無認可の保育園に入れていましたから、「保育園は落ちるのが当たり前」という感覚でした。でも、あのブログを読んで改めて思ったのは、保育園に落ちることは決して当たり前じゃないし、むしろおかしいということ。多くの子育て世代がそのことに気付いたからこそ、あれだけ大きな議論になったのでしょう。 政府の反応は極めて鈍い 平田:それだけ切実な問題にもかかわらず、政府の反応は極めて鈍いですね。安倍首相は、待機児童の解消について問われた国会答弁で、「保育所」のことを「保

    この国は、もう子どもを育てる気がないのか
  • なぜ、「親の責任」を指摘する男たちは愛人・隠し子を作るのか?

    自民党より参議院議員に立候補を予定している元衆議院議員の山田宏氏に隠し子がいたことを週刊文春がすっぱ抜き、話題になっているようです。山田氏と言えば、過去にも衆議院議員の渡嘉敷奈緒美氏(自民党)との不倫疑惑が報道されていましたが、つい先日も「保育園落ちた死ね」のブログに対して、「落書きですね」「生んだのはあなたでしょう」「親の責任でしょ」等の暴言を吐いて、批判を浴びていました。 その山田氏ですが、へのインタビューをした文春の報道によると、一度は自分の子ではないと疑惑を否定(結局は弁護士を通して認知したとのこと)。しかも、実の家族に対しても子育てにはほぼノータッチで、自宅には月2、3回しか帰らない生活を送っているとのことです。さらには現在山田氏の側から離婚裁判を起こしているというのです。 不倫した女性との間に子供を作り、家族を垣間見ない行動を取っておきながら、一方で庶民に対しては「親の責任だ

    なぜ、「親の責任」を指摘する男たちは愛人・隠し子を作るのか?