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地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の調査報告書に事実と異なるデータが記されていた問題で、防衛省は7日、秋田魁新報社の取材に対し、パソコン上で水平距離と高さの縮尺が異なる地形断面図を作成して紙に印刷し、その紙上を定規で測って角度を求めたため誤りが生じたと説明した。地図の専門家は「国民に対する説明資料を作っているとは思えない、あまりに稚拙な過ちだ」と批判している。 防衛省戦略企画課の説明によると、配備候補地である新屋演習場の代わりになり得る国有地を検討する際、担当職員は次のような作業を行ったという。 まず、パソコン上で作成した国有地から近くの山までの断面図をプリンターで印刷。国有地から山頂までの間にレーダー電波を遮る障害がないかを紙の上で確認した。 続いて、遮蔽(しゃへい)となる尾根などがあった場合はそこの標高、ない場合は山頂の標高、さらに国有地までの水平距離を紙の上で定規を使って計
閲覧可能情報、延べ4500件余 秋田大、パスワード設定せず 秋田大(澤田賢一学長)の学生の個人情報がインターネットで閲覧できる状態になった問題で、秋田大は31日、閲覧可能な情報は氏名や住所、授業の評価など延べ4500件余だったと発表した。大学院医学系研究科保健学専攻の教員が外部記憶装置に保存し、パスワードを設定していなかったことが原因。秋田大は当初、閲覧可能な情報は「数十人分」としていたが、実際は氏名だけでも延べ3037人分に上り、規模が大きく膨らんだ。 当初の閲覧可能情報数が少なかった理由については「教員が問題の発覚直後に適切な手順を踏まずに記憶装置の電源を切った。これが原因で記憶装置が故障したとみられ、保存していた情報の大部分が読み取れなくなったため」と説明した。
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