「全日本テコンドー協会」の強化方針などをめぐり、協会と選手側が対立している問題で、協会の臨時理事会が開かれ、今後、金原昇会長を含むすべての理事が辞任することが決まり、外部の有識者が次の新しい理事の候補者を選ぶことになりました。 こうした中、協会は事態の打開に向けてきょう都内で臨時の理事会を開きました。 シドニーオリンピック銅メダリストの岡本依子副会長などによりますと、理事会では、今後、金原会長を含むすべての理事が辞任することが決まりました。 また、次の新しい理事の候補者を選定する「正会員・役員候補者推薦委員会」のメンバーに柔道の元世界チャンピオンでJOC=日本オリンピック委員会の理事を務める山口香さんや弁護士の境田正樹さんなど、外部の有識者4人が就任しました。 委員会では、金原会長を含む理事や選手を対象に聞き取り調査などをして、協会の組織運営について検証するということです。 金原会長を含む