「まちづくり」の現場に変革が起こっている。 2015年、「リノベーションまちづくり」という言葉が猛スピードで浸透し、具体的な実践が全国に広がった。沈滞し、進退窮まった地方のまちの再生と自立に向け、重要な役割を果たしつつある。16年1月には、その方法論を教えるプロ向けのスクールが開校した。 16年1月開校の「リノベーションスクール プロフェッショナルコース」の教室となる「スタジオリノベリング」。東京・外神田のアーツ千代田3331内に新設。内装デザインをスキーマ建築計画の長坂常氏が手掛けている(写真:太田拓実) リノベーションまちづくりとは、国や自治体が主導するも十分な成果を上げてきたとは言い難い中心市街地活性化策の問題などを反省材料とし、“民間自立”の精神を第一に始まった取り組みで、ここに来て花開いたものだ。 端的に「空き家再生」と表現される場合が多い。しかし、単独の空き家や、専用住宅だけを
尾道市千光寺下に、2016年4月ゲストハウスとしてオープンした、築100年の茶園(さえん:別荘建築)「みはらし亭」。茶園とは、尾道の発展に大きな役割を果たした豪商たちの粋の極みである別荘のこと。「みはらし亭」もそんな茶園建築の1つでした。約20年間、空き家でしたが、NPO法人尾道空き家再生プロジェクトによって生まれ変わったのです。「みはらし亭」で、豪商が見た尾道の風景を眺めませんか? 尾道ゲストハウス「みはらし亭」が、2016年春に新たな尾道の顔としてオープン。尾道の観光名所・千光寺の参道沿いの崖の上に建っており、尾道水道側には壁もほとんどなく、眺めは最高!尾道を存分に楽しみたい方には、おススメのゲストハウスですよ。 今回ご紹介する「みはらし亭」は、大正10(1921)年に建てられた別荘でした。こうした別荘の事を尾道では「茶園(さえん)」建築と呼んでいます。尾道が港町として発展した時代に、
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