米軍横田基地(福生市など)周辺に建てられた軍人用住宅「米軍ハウス」の一九八〇年代の姿を記録した写真の展覧会が、福生市の交流施設「福生アメリカンハウス」で開かれている。米軍関係者の減少で空き家となったハウスに日本人が集まり、文化交流が始まった時代の雰囲気を伝える。(佐々木香理) 展示されている約五十点の作品は、地元の写真家小島偉兵さん(79)が「移りゆくまちの記憶を残して伝えたい」と撮影した。米軍ハウスは最大で約二千戸が建てられたが、軍関係者が基地内の住宅に移り住むようになると縮小が進む。空き家に日本人が住んだり、取り壊されたりして街の風景は変わっていく。
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